「…いーだろ、別に」 顔をそむける湊。 「…でも、授業……」 「あー、もう…」 もうって…あたし、なんか間違ったこと言った? 「お前が心配で、早退してきたんだよっ!」 ぶっきらぼうに、湊が発した言葉に 耳を疑うあたし。 「え……?」 聞き間違いかもしれない。 湊が、あたしのために……? ちょっと前なら、考えられない。 でも…今は……? 「熱は?」 ちょっとまだ、ぶっきらぼうだけど 少し優しさのこもった声。