「…はぁ?」



本気で驚いている様子の湊。


この際…正直に話しちゃおっかな…


思ってること。




「だって、湊と陽翔…気づいたらいつも怖い顔してて…前は、あんなことなかった」



「それは…なんつーか…」




頭をくしゃくしゃっとする湊。




「あたしのせいで、二人の仲が悪くなるのは、やだ」




「お前が、ほかの部屋に行ったほうが迷惑なんだよ」






「…え……」



「どーせ、そのド天然な性格だから気づいてねーんだろうけど…」




ふぇ……?



「な…なによ、ド天然って!」




起き上がると、頭に痛みが走る。