「しねぇよ、お決まりみたいに言うな」 「だって…」 あたしの記憶上、湊が包丁を持った回数… 6回。 手を切った回数… 6回。 って、100パーセントっていうんだよ? 「わかった。手伝わない」 それだけ言って、むすっとソファに座る湊。 「湊って、女の子に冷たいのに、なんで琴音には意地悪するの?」 怜央の問いに… 「さぁな」 1言で答える湊。 あっという間に料理を作ったあたし。