昨日の出来事から今日。


遙は熱が下がらなくて学校を休んでいる。


遙があの出来事を覚えてないなら、あたしも忘れよう…。



「天風。」



「あ…陸斗。」



「遙、大丈夫そうか?」



「うん、明日には来れるはずだよ!!」



そう言うと、陸斗は切なそうに笑顔を浮かべていた。