いつだったろう…。


俺が神様なんか信じなくなったのは。



きっと、あの時から──…




「…?…遙?」


「ん…優衣?」


「今、授業中だよ!!」



今もまだ夢のような気がして仕方ない。



目を覚ましたら、優衣が隣にいないような気がして怖い。



「…遙、顔赤くない?」



言われて見れば、朝から体がダルい。



「あー…保健室行く。」