結局、いい案が思い付かないまま家に到着
とりあえず、ひたすら弁解してみよう
それでダメなら姉貴の出番だ
はぁ…なんだか浮気がバレた旦那な気分
浮気なんてしてないのに…
「…ただいま」
玄関で一声
返事は無いが葵の靴があるから居るんだと思う
「…葵?」
リビングに行くと、俺に背を向ける形で葵が床にペタリと座っていた
「…私の何が嫌?」
「え?」
背を向けたまま葵が俺に聞いた
「輝が嫌なとこ直すから…だから、私以外の女の人…見ないでよ…」
「葵…違うんだよ」
俺は葵の嫌なとこなんて無い
全部、違うんだ
俺は葵しか見てないよ


