葵を抱き締める腕に力を加える
あぁ、幸せって今のことを言うんだと思う


「ありがとう…葵、幸せにするよ」

「うんっ!」


そして…夕日に染まる教会の前でソッと口付けを交わす

すると…


リーンゴーン…
リーンゴーン…


教会の鐘が祝福するように鳴り響いた


「素敵なプロポーズ…ありがとう」

「どーいたしまして」


うん、頑張った甲斐がありました
目の前の綺麗な笑顔を見れたから

これからもこの笑顔を守りたい
守っていくよ…