電車を乗り継ぎ1時間…
「葵、起きて?着くよ?」
電車の揺れに誘われ、夢の世界に行っていた葵を呼び戻す
「ん…?うん、おはよ」
「うん、おはよ。降りるよ?」
そう言って降り立った場所
夕焼けに染まる海が見える駅
その駅の改札を抜けて歩くこと10分…
「ん。着いた」
「うわぁ…すごーい!」
俺が葵を連れてきたのは白い教会
今は夕焼けに照らされオレンジ色の壁になっている
その教会からは先程の海が見える
「凄く綺麗な場所だね!」
満面の笑みで葵は言う
喜んで貰えて良かった…
ここからが本番…
俺は覚悟を決めて口を開く


