がちゃ



「なんで、こういうときにいないの…?」


「だ〜れだ!」


「ぅわっ!」


背後から

目を、おおわれた


はがしてみると…


「風弥くん!」


「やほー」


やっぱ可愛い…

仕草ひとつひとつが


見てて、可愛い…




って!


今日は気持ちを伝えに来たんだから!



「風弥くん!」


「ん?なに?」

振り向いた瞬間…



風がふいて

風弥君の髪が

サーッと、揺れて


太陽が、差し込んでる…


綺麗だな…



…よし!



「私…私…風弥君と…」


「ん?」



「“友達”やめる…ね…」



「えっ――――」