『……おはよっ☆』 「サッサと乗れ」 『何か反応してくれてもいいじゃん…』 ブツブツと文句を吐きながら車に乗ると、玲はムスッとした表情で腕を組んで座っていた。 「……何も無かったのか?」 『……昨日のこと?』 「それ以外に何がある」 玲は不機嫌そうに眉をピクリと動かしてギギッと音がしそうなくらいぎこちなく首を動かした。 『うん、ただ単に親戚が来ただけだから』 「……そうか」 必要以上に詮索しなかったのは、 私の表情からの、玲の心遣いだろうか?