1つの扉の前で玲は止まった。 私を一瞬だけ見てドアを開けた。 「お、お姫様来たよ」 紅羅が雑誌を見ながらチラッと夕季に目を向ける。 ………誰が姫じゃ。 紅羅をじとーっと見ると紅羅は雑誌から目を離して私を見るとケタケタと笑った。