ーーー 『おぉう……』 思わず呟いた私の心の中の呆れ声。 目の前にはカラフルなモサモサがたくさんある。 カラフル! そして毒々しい! モサモサは髪と思われるが、色がありえない。 金や茶はまだ許そう。 でもピンクって何だ?! 紫とか水色って‼毒々しくてしょうがないんですけど! 私は至って普通の一般黒髪。 日本人なんだから、これくらいはしようと思うんだよ! 心は鈍く痛みを主張したが、ソレを無視して校舎へと入った。