自分の身何かじゃない。
私の身はーーーー
ハッとして思考回路を無理矢理切る。
「……あのなー…」
佳祐が溜息混じりに言葉を零した。
「姫じゃなくとも、姫であっても、
お前の自由は無い」
その言葉に、思わず顔を上げた。
私が顔を上げたことに驚いたのか遠矢は少し目を見開いて私を見ている。
「本当の姫じゃなくても狙われる。
それに、姫であっても狙われる。」
……そう言うことか、
……暴露たのかと思った。
・・・
あの事が。
「姫じゃなくても、世間には都合良く解釈をする奴等が腐るほど居る。
それに、俺等は蒼月だ。
無名の族やらの姫何てゴミ以下の価値しかねぇが、俺等の姫となりゃ宝石、金より価値がある。」
……いや、そこまで無いだろ。
「あるんだよ。
金何かで釣れるような族の奴等なら無いけど」
あら、あるのね……
宝石より、お金よりスゴイ人…
『……を、勘違いされてるのが私と?』
「Yes.」
響が私に向かってウィンクしながら返事をする。
『否定すればいいじゃん』
「しても意味無いよ。
したら、蒼月が気にしていると解釈すんだから」
『族って自己解釈多くない?!』
そう言うと、ブハッと紅羅が噴いた。
噴くなボケ。
「あー…もう‼
だからぁ‼」
「自由をやる」
佳祐の言葉を遮って玲が言葉を発した。
私の瞳を真っ直ぐに捉えながら話を続ける。

