姫はワケあり黒猫様






『玲って期待を裏切らないよね』



「あ?」



「まぁまぁ。



てか、那琉も男相手に結構抜かしてたよ」




『後半に伸びる子なんです』



「調子のんな」




優に頭を叩かれてわーわー騒いでいると、紅羅と響と夕季が来た。




「あ、みんなお疲れー」


紅羅はニコニコと手を振りながら駆け寄って来た。



本当に犬だな、あんた。


「ねぇね、那琉」


紅羅は私のズボンを引っ張って耳に口を近づけて笑いながら




「頑張れって言って!」







『頑張れ』



「うん!1位とってくるね!」



……無性にムカつくのは何故だろう。






『夕季と響も頑張ってね』


紅羅だけに言うのも何だと思ったから2人に言うと笑っていた。



「ついでみたいに言うな」




響は苦笑して夕季と共に招集場所に向かった。




それに慌てて紅羅もついていってた。