『玲って期待を裏切らないよね』
「あ?」
「まぁまぁ。
てか、那琉も男相手に結構抜かしてたよ」
『後半に伸びる子なんです』
「調子のんな」
優に頭を叩かれてわーわー騒いでいると、紅羅と響と夕季が来た。
「あ、みんなお疲れー」
紅羅はニコニコと手を振りながら駆け寄って来た。
本当に犬だな、あんた。
「ねぇね、那琉」
紅羅は私のズボンを引っ張って耳に口を近づけて笑いながら
「頑張れって言って!」
…
『頑張れ』
「うん!1位とってくるね!」
……無性にムカつくのは何故だろう。
『夕季と響も頑張ってね』
紅羅だけに言うのも何だと思ったから2人に言うと笑っていた。
「ついでみたいに言うな」
響は苦笑して夕季と共に招集場所に向かった。
それに慌てて紅羅もついていってた。

