姫はワケあり黒猫様





「那琉、玲100Mもうすぐだよ」




グラウンドに行くと、紅羅がイチゴオレを飲みながら招集場所を指差していた。



2人で少し視線を合わせてからダッシュしたらすぐに間に合うかな?



もう並んでるけど………




あれ、何組何レーンだっけ?




走りながらそう思ってるうちにその場に着いた。



先生はどうやら洸らしい。



「お前らさっさとあそこ行け!」と乱暴に列に入れられて睨んだけど、洸は忙しそうに列を作っていたので諦めた。




「那琉」




呼ばれて振り返ると優が居た。



そっか、優と遠矢、佳祐も100Mだったっけ?








手を振り返すと苦笑を返された。