姫はワケあり黒猫様





「那琉っ、ゲームしよ?」



紅羅が可愛らしく首を傾げながら強請るようにゲーム機を突き出してくる。




『わかった、わかった』




苦笑しながらそのゲーム機、というかコントローラーを受け取る。



紅羅ははしゃぎながらゲームをテレビにセットしている。



「ごめんね、無理矢理」



遠矢が呆れた様に紅羅を見ながら言って、申し訳なさそうに私に言った。



『んーん。


楽しいし、気にしないで』






久しぶりの休みだし。



てか、あんまり来れなかったからなぁ。





楽しみたいって方が強いかも。




紅羅の準備が整って、勝負モノでチームで戦うモノらしく、佳祐と響も参加していた。




「あっ、響やめてよ!」



「悪りぃ、適当に撃ったらお前に当たった(笑」



(笑って何よ。(笑って。





白けた目で響を見てると、響は私の視線に気づいてニヤリと笑った。




でも、結構チームワークも良く、どんどん怪物を倒していってクリアした。