姫はワケあり黒猫様

















私だって、恋愛をしてみたかったの。








願ってはならなかったけど、想い合いたかったの。














……想いを、伝えたかったの。




























「那琉………」








ふわりと手を離されて私の身長に合わせて屈んで向かい合った。






玲の瞳がすぐ近くで私を見据えている。







「………今からする質問の答えがNoなら、






俺を拒め」












玲はそう言って私の頬に手を添えた。