姫はワケあり黒猫様





「気を緩めすぎだ」


「那琉が居た頃はお前が1番緩んでたよ」




佳祐が呆れたように声を低くし玲に言った。




玲、ドンマイ。






「総長が緩んでちゃ士気も下がるよなぁ」


「……」




逃げるなよ、バカやろ。





小さく溜息を吐くと玲が珍しくメールを打っていた。



「は、はぁ?!」




夕季がソファから落ちながらその様子をみていた。





あ、そういえば那琉にメール送るとか言ってたな。



「……玲、メチャクチャだせぇ。



何、何なの。



何でガラゲーの打ち方してんの」





玲のケータイは言わずとも最新型のスマホ。



なのに、なのに。




たちつて、ってやってく打ち方してる。




「やめて‼何かヤダよ俺‼」



紅羅がソファに顔をうずめて耳を塞ぐ。





うん、ちょーだせぇよ。




ニコニコしながら響と優は玲に絡みながら打ち方を教えてる。






飽きない、


でもさ……






オカシイだろ。