姫はワケあり黒猫様






にゃんにゃにゃがにゃんにゃんにゃーん…



『はーい』





「10:00に迎えに行く」





『うん、わかったー』







時計をチラっと見れば8:30。




結構寝てたんだな、と自分で少し驚いた。





『夏休みの間は今日でいっぱいいっぱいだしなぁ…



今日くらいは楽しく過ごそー』




いや、皆と居ればなんやかんやであつも楽しいんだけども。




お風呂に入って歯磨いてー、適当なショーパンに半袖のTシャツとパーカーを被って10:00まで待機。








只今、9:15。



…………






…暇だよ馬鹿野郎。










何だか淋しく思えてきて玲に電話する。







「何かあったのか?」




『どうしよう、暇すぎて悲しくなってきた』





「…………すぐ向かうから待っとけ」






うぅ、玲さん大好きです。





『ありがとー玲!




大好きだよー!』




一方的にそれだけ言って電話を切った。






ふー、皆と少し長い時間居られる。





何だか得した気分!








胸を弾ませているとこ10分、インターホンが鳴った。





セキュリティで中に入ってこれないから建物の外で待ってくれてる玲に申し訳なくなって急いで財布とケータイを持って外に出た。