姫はワケあり黒猫様





『……』


「実際、昔…蒼月にまだ会ってない頃は蒼月の情報を調べては依頼主に売った。」




そっと顔を上げると優は悲痛に顔を歪ませていた。





「……、それでさ、あいつ等、自分達の情報元が俺だとわかって店に来た。






その時……さ、



あぁ、終わったかな。



って思ったんだよ。






でも、あいつ等…バカでさ………




玲が俺見て“仲間になれ”って言い出したんだよ。







あぁ、バカだって思った。






でも、何か少しでも変わりそうな気がして…







仲間、になったのかわからない、曖昧な返事をした。」





私は顔を下に伏せてそっと目を細めた。







『…優の、』




「え?」







優は不思議そうに私を見た。