そう声をかけられてひと気のない裏路地につれていかれた。
壁に押し付けられ手が下のほうにのびてきた....
「抵抗しないの?クスクス 」

男は嬉しそうに舌を舐めずさった。
服の中に手が入ってきた。

…そろそろかな…?


「ねぇ…この後どーなると思う?」
「はっ?お前が俺にヤられて終わりだろ?」
「そっか…それは残念。」
「はっ?」
「正解はね…」

私は壁に背中をあずけて室外機に手をおいて、足で男の首を、挟んで勢いよく、捻った。
「おえっ!!」

男の苦しそうな声が響く

そのまま手を地につけ顔を壁に向けた状態で足に力をいれて、男の顔面を壁に思いっきりぶつける
「ぶぇっっっ!!」グシャッッ!!!

男の顔面が、潰れる音と共に気を失う声がした。

「正解は、こーいうこと」

手をパンパンっとはたいてその場を離れよーとした....

今回もたいしたことがなかった

「「つまらない」」

っ!!!
誰かと声が重なった誰もいないはずの前を、見る。

…誰もいない