~伸治side~




愛実に注意をした翌日、愛実の帰りが遅いので、覗いてみると、また2人で帰ってきた。




……ほんとに仲いいよな。もしかして……付き合ってるとか……?




すると、いきなり大声が聞こえた。




「…俺と、付き合ってください!」




え?




今、あいつ……愛実に告ったか……?




愛実は困惑しているようで、おろおろしていたが、やがて、話し始めた。




だが、話の内容は聞こえない。




しばらくすると、2人とも笑顔になった。




……あいつら、ホントに付き合うのか……?




その時。




「ただいま~」




愛実が家に帰ってきた。