幼なじみのあいつはオレ様!?





あ、そういうことか。




「わ、分かった」




早く慣れないとな……。




「あ、ていうかさ。今頃だけど、大丈夫なの?学校とか、ご両親とか……」




あんなにあっさりやめれることじゃないよね?




「ああ、親父達にはもう連絡しといた」




え!?いつのまに!?




「学校には、明日行ってみるよ。どうなるか分かんないけど」




「あたしもついてく!」




私がそう言うと、伸治はにっこりと笑って、




「ありがと」




と言った。




「よし!ご飯でも作るか!」




私が動き始めると、伸治くんも荷物の片づけをし始めた。