翔也に説明を任せていた俺は、その言葉を聞いて、説明が終わったことを把握した。 翔也は、俺を隣の小さい部屋に呼んだ。 「なぁ、ほんとに言わなくていいのかよ?」 「いいんだよ。お前以外には誰にも言わねぇ」 「……そっか」 すると、翔也は諦めたのか自分の仕事をし始めた。 俺も、最後の仕事に取り掛かった。 1時間後、翔也が部屋から出て、愛実たちの様子を見に行った。 「どう?出来た?」 翔也は仕事が終わったらしい。 俺も、全て終わった。 「あ、終わりました!」 「え!うそ!!」