幼なじみのあいつはオレ様!?





「…でさー……」




なんであんなことしといて、こんなに普通でいられるんだ?




俺は麻衣香が何を考えているのか、よく分からなかった。




そういえば、こいつは俺のことずっと“伸治”って呼んでるっけ。




それで、俺も自然に麻衣香って呼ぶようになったんだよな……。




普通におもしろいし、楽しかったけど、まあクラスメイトだし、キャラは演じたままだったな……。




こんなこと、しそうにないのにな。




そんな風に考えながらぼーっとしていると、




「じゃ、今日の放課後、教室に残っててね!」




麻衣香はそう言って、自分の席のほうに行った。




ん?何でだ?




ま、いっか。




俺は、あまり深く考えなかった。