くそっ。ここまで強敵だと思ってなかった。
「ま、考える時間はあげるから、どっちがいいか、ちゃんと考えてね?」
そう言うと、麻衣香は店を出て行った。
結局、何も解決できてない。
しばらく俺は考え込んでいた。
そして、ふと気づくと、かなりの時間が過ぎていた。
愛実を先に帰したのを思い出し、急いで店を出て帰った。
家に帰っても、さっきのことにはお互い触れなかった。
けど、やっぱり愛実は気にしているようだった。
ごめんな、愛実……。
自分勝手で、ゴメン。
俺は心の中で謝った。
翌日、学校が終わり、家に帰ると、愛実はまだ帰っていなかった。
はぁ……。どうするべきなんだろ……。

