それからも、今までと変わらずに過ごしていた。
そして、月日が流れ、文化祭も終わってひと段落着いた頃、俺は、一緒に級長をやっている麻衣香と一年のフロアに来ていた。
「あ!愛実ちゃんだ!」
すると、麻衣香が愛実の名前を呼び、手を振りながら行ってしまったので、急いで後を追った。
「あれ?二人って知り合いだったの?」
会話を聞いて、疑問に思ったことを聞いてみる。
「うん!前にちょっと話したんだよね?」
麻衣香が即答し、愛実を見つめる。
「あ、はい。そうですね……」
少しぎこちなく答える愛実。
「ふーん。そうだったんだ?」
けど、俺は気づかなかった振りをして、そう言った。
「あ!もう休み時間終わっちゃう!先生探さなきゃ!またね!愛実ちゃん♪」

