私はそう言って自分を無理やり納得させた。
「うん…じゃあ、そういうことにしとこうか」
なっちゃんもまだ不満はあるみたいだけど、とりあえず納得してくれた。
「もう伸治くんなんてほっといて、ご飯でも食べよ!」
「よし!いっしょに作るか!」
なっちゃんと二人でご飯を作ったり、一緒に食べたりするのはとても楽しかった。
「そろそろ寝よっか」
「そうだね」
あ、そっか。伸治くんの部屋に行かなきゃいけないんだ。
……しょうがないよね。
ガチャ。
まだベット残ってるんだよね……。
しかも、敷布団一つしかないから、どっちかがベット使わないといけないし……。

