体をゆすろうと思ってベットに近づいてみた。
すると、小さな寝息が聞こえてきた。
「っ///」
ね、寝顔かわいい!
ナニこれ!?何なのこの人!!
かわいすぎる……!
なんか、くやしい!
私が伸治くんの寝顔を見ながらやきもちを妬いて(?)いたら、
「……あぁー……ねみぃ」
と言いながら伸治くんが起き上がった。
危ない!
私はとっさにベットから離れ、何事もなかったようにした。
だって、ばれたら気まずいじゃん?
私、伸治くんの顔見てたわけだから、変な奴って思われちゃうかも……。
まぁ、とりあえず用件だけ言おう!
「伸治くん!お風呂空いたよ♪」
私が声をかけたら、伸治くんはビクッ!と肩を震わせて、
「……!なんだよ。いたのかよ。ていうか、いきなり話しかけんなっつーの!」
と、なぜか怒られてしまった。