よし!応援してくれているなっちゃんの為にも、絶対にがんばらなきゃ!
意気込んだ私は、なっちゃんと別れ家に帰った。
「ただいまー!」
「おかえり」
伸治くんはいつもと変わらない。
でも最近、伸治くんが楽しそうだなって思うことがない。
何か悩んでいそうな……そんな感じがする。
けれど、伸治くんはそれを隠そうとしている気がする。
だから私も何も聞かなかった。
でも、そんなんじゃ麻衣香さんにいつ取られるか分からない。
ここは思い切って聞いてみよう!何か役に立てるかもしれないし!
「伸治くん!最近、なんか困ってることとかない?」
「は?なんだよいきなり」
「いいから!なんにもないの?」

