「は?無視じゃなかったら何なんだよ?」
うっ……どうしよう。まさか伸治くんのこと考えてたなんて言えないし……。
「へぇ~答えられないんだ?いい度胸してるね。この俺に刃向かうなんて」
伸治くんの目に怪しげな光が宿った。
「そ、そんなつもりじゃ……」
「もうおそい。罰として……“おしおき”しなきゃな?」
すると伸治くんは私の腕を掴んで、だんだんと体重をかけ始めた。
私はだんだんと耐えられなくなっていき、ずるずるとソファに倒れこんでいく。
「フッ。抵抗しないんだね?」
それを聞いて私は、はっとした。
確かに、この状況がかなりやばいことは誰でもわかる。
普通なら抵抗してどうにか逃げるはずなのに……
どうして私逃げようとしなかったんだろう?
まあ、伸治くん上半身裸だし、ちょっとパニックになりかけてたけど。
それでも、本当に嫌なら拒否できたはずなのに。

