そういって私は生徒会室を出ようとした。けど……
「あれ?なんであかないの?」
「さっき俺が鍵掛けたからな」
あ、そっか。忘れてた……。
「もう!鍵開けてよ!」
「俺しか開けられないな。中からこの鍵で掛けたから」
伸治くんはそう言って、自分の服のポケットから鍵を取り出した。
「早くしてよ!もうそろそろ戻って片づけしなきゃいけないんだけど!」
「やだね」
……はぁ!?
「もう用事は済んだんでしょ?あたしに忠告するだけじゃないの?」
「んなわけねーじゃん。バカじゃねぇの?そんなことの為だけにこんなことするかよ」
あきれたようにそう言われてしまった。
「じゃあ、なんでこんなことを?」

