「あ!あれ出口じゃない?」
私は光のほうをゆびさした。
「あぁ。けど、まだもう一つトラップあるから気をつけな」
「え!?」
その言葉に反応した私は、警戒を強めた。
でも、結局出口の幕の前までにトラップはなかった。
「なんにもなかったじゃん!」
私は怒って伸治くんに言った。
「……いけなかったこと1つ目、お化けに泣かされたこと。2つ目、今でも手を握っていること」
伸治くんはその場から動こうとしない。
そして、私のほうを見てこう言った。
「つまり、お前が悪い」
そしてすぐに、伸治くんに引き寄せられたかと思ったら、次の瞬間にはキスをされていた。
「っ!……んん!」

