「あ!村田くんも、ありがとね!」
「いや……結局俺、何も出来てねーし……」
「ま、こいつに守られたんじゃ、かっこつかねぇよな」
伸治くんが口を挟む。
「ちょ!なにその言い方!」
ムカついた私は反論した。
「だってそうじゃん?守ろうとして間に入ったのに、最終的にはお前に助けられちゃって、そのお前は俺に助けられたんだから、意味なくね?」
あ……そっか。逆に守られちゃうなんて、いやだよね。
「ごめん!村田くん!」
「いや!もういいって!俺の力不足だし。とりあえず、山本は交代してきなよ?」
「うん!そうする!」
私は急いで着替えを済ませると、伸治くんたちのところへ戻った。
「おまたせ!……あれ?なっちゃん!」
「愛実!遅いよ~。ねぇねぇ!これから4人で回んない?」

