「さっきおばさんに言われたんだよ。『心配だから一緒に泊まってあげて』って」




私の考えていることを読み取るように、伸治くんが説明してくれた。




お母さんのバカ!




そっちの方がキケンでしょうが!




「ま、そういうことだから」




ちょ、ちょっとまったーーー!




「まって!だったら他の部屋で寝る!」




「ふーん。別にいいけど。でも、他の部屋に布団、ないよ?」




「え?おじさんの部屋に1つ予備があったよね?」




「うん。でも、貸さない」




ニコッてしながら言われた。




な、なんだと~!




そんな顔して、そんなこと言うなー!