「ここなら落ち着いて食えるだろ」
そういうと、伸治くんはコンクリートの場所にしゃがんで、やきそばを食べ始めた。
よっぽどお腹が空いていたのか、あっという間に半分食べてしまい、残りの半分を、なぜか私に差し出してきた。
「え?もらっていいの?」
「さっさと食え。おごりだ」
「ありがと!いただきます!」
正直私もお腹が空いてた。そのせいか、伸治くんにやきそばをもらえたのが、とてもうれしかった。
そして、あっという間に食べ終わった私は、
「ごちそうさまでした!」
と言ってから割り箸などを片付けた。
「お前そんなに腹減ってたの?すんごいうれしそうだったけど」
すると、黙ってみていた伸治くんがあきれた感じで聞いてきた。
やば!見られてた!!
「なっ!ち、ちがうよ!」

