私の耳元で、伸治くんはそうつぶやいた。
か、か、覚悟って……!!
冗談だよね……?
不安を感じながらも、花火大会当日になってしまった。
「なっちゃんたちとは会場で待ち合わせだよ!」
「よし!じゃ行くか!」
待ち合わせ時間に間に合うように出発し、着いたのは時間ぴったりだった。
「なっちゃんたちいないね~。まだ来てないのかな?」
「あぁ。あいつらならもう来てるよ」
伸治くんはしれっと言った。
「え!?いつのまに!?どこにいるの!?」
慌ててそう聞きながら辺りを見回す。
「あいつらは2人だけで楽しみたいらしい。さっき翔也からメール来た」
「はい!?」
「おまえもなつみからメール来てないの?」

