その後、みんなにお祝いしてもらって、終わったのが10時ぐらい。




「もう帰るの?」




私は少し寂しく感じながらもお母さんに聞いてみた。




すると、お母さんからある提案が出た。




「久しぶりに来たんだから、泊まってけばいいじゃない。私は仕事だから無理だけど」




う~ん、どうしよう。




でもまぁ、久しぶりに来たんだし、泊まってこうかな♪




「うん、そうする!」




服はお母さんのお古があるからオッケー♪




あとは……




「あ!部屋どうしよう」




「俺の部屋でいいじゃん」




いつのまにか伸治くんが後ろに立っていた。




いやいや、「俺の部屋」って……。