幼い頃の初恋


なんの躊躇もなしに近づく竜秀くん。

さながニヤニヤ。

ゆかが竜秀くんの事好きなの
バレバレかな?

「あっ、えっと…?」

「昨日ぶりじゃねっ!」

そう言って笑う彼がひどく愛おしい。

「あの、授業はないんですか?」

学年違うから他の授業あるはずだよね?

「あ、敬語とかいらんけんっ!」
「あ、はいっ」

「「“あ”ばっかりーっ」」

ハモったーっ
やばいやばいっ!

2人して爆笑した。

どうしよう!!
竜秀くんが眩しい!
きらーんってなってる…?

あれ、テンションおかしいかな。

だってでもっ
嬉しいんだもんっ!!

「あっ、ゆかちゃんって何部なんだっけ?」

「卓球と駅伝だよー」

駅伝はマネージャーやけど。

「へーっ!俺も駅伝やろっかな」

えっ?!
何それーっ!ゆかがいるから?!

「駅伝ってカッコいいじゃん!」

ああ、恋してる女の子は
自意識過剰になりがちだー。

「ぜひぜひーっ一緒に頑張ろう」

あ…すっごい恥ずかしい事言った?

「おうっ!一緒にやりてぇ!!!」

きゃーっ!
どうしようどうしよう!!

一緒に頑張ろうって言ったら
答えてくれちゃった!