久遠の剣客



例のごとく銀狼に時の霧でこの控え室にいる母達の時間をとめてもらっているからなんの気兼ねもいらない…。


尻尾は私の気持ちに答え溶け出す壁や床をなでるようにもとにもどし始めた。


彼女もそれに気づいたのかもしれない。

激しく二胡を弾き始めた。


その威力が上がったと同時に尻尾をこの部屋全体に張り巡らせ一つの眉の中にいる状態を作った。


逆に向こうはその尻尾の糸をきり侵入しようとしてきた……。


――頑張って…。お願い…。

今までの思いを涙を解放すると一気に尻尾が威力を増した。