久遠の剣客



―――あの騒動だといよいよ敵は向こう側だとみえるな!


銀が報道陣達の走っていった方向を睨みながら走っていった。


「うちの報道陣は…パパだけか!」



いや…出来ればパパもママも来て欲しかったわけじゃないけどね……って横目で見守るその直後――。


ゾクッと悪寒が身体 中を走った。


―――大丈夫ですか??



その様子を二人とも察知し再度その方向をみると黒い渦巻く雲の姿が上空を覆っていた。


「朝…あんな天気良かったのに…!!」

ママがその雲に気づき不服そうにみつめた。