久遠の剣客



―――リハーサル本番当日


伽耶と向き合っている夢をみて目が覚めた。


まだ夜明けの日が昇る前……。


身体の痛みが私を襲った。


―――痛い……。


竦むように身体をさする。


―――大丈夫か?

痛むのか……?


ムクリ…と起き上がった銀と思ったら人間の銀で私の身体をさすってくれた。


―――どこが痛い……。


――左腕が……。


急いで銀が腕を捲ると腕から血色がなくなっていた。


銀狼は慌てて腕をさする…。



―――尻尾は元々化物のものだ。


恐らく進化しているのかもしれない…。