よくみるとたくさんの本が私の周囲に散らばっている。
「――まったくチビなんだから無理して高い本とろうとするなよ!!!」
「そうですよー!!
とにかくなんか筆談でもなんでもいいから呼んで下さい!!」
なるほどそれでこーゆう状態なのかーとは理解したものの…李柏さんとの事は夢だったんだろうか…と思い悩んでいるのを鷹に悟られて…。
―――例の巻物はあなたの右手の中に消えましたよー!!
と不思議な事を知り思いっきり右手をみると巻物と同じ柄が掌にいつのまにかできていた。
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