久遠の剣客



―――きゃあああっ………!!!


周囲の音も荒ぶほど風ばゴゴゴ……と激しく音を立てて身体が投げ出され…空に吸い尽くように登り動きをピタリととめた。



―――な…なに今度はどうなってるの?


激しい砂嵐のような風から解放された雰囲気に私は覆った腕を振りほどき目を開けた。



―――銀狼……!!
鷹…………!!


周囲を見渡した左右に銀狼と鷹の姿を確認し私は思わず心から叫ぶと先程の老人の声が頭上から聞こえ周囲の景色が変わりその中をゆっくりと下降していた。