久遠の剣客



―――お前……!!

二故は持ってないのか??


早くしろっ……………!!


銀狼の言葉に私は慌てて立ち上がり先程の部屋に戻ると…まるで時間がとまってしまったように動かない母親達がいた。


―――早く………!!



黄金の鷹の声に私はとにかく二故を楽器箱から取り出してそのまま女子トイレに走る。



キラキラと無数の欠片達がユラユラとゆっくり宙を漂うなか私はゴクリと喉をならし二故を奏でた。


二故の音色に誘われるようにやがてそのキラキラした欠片は黒い灰となりやがて溶けていく…。