「あーあ……血出てる。痛そうだな」 いつのまに自転車から降りたのか目の前には大上くんがいた。 わたしの目線にあわせるように屈んでくれてて膝をまじまじと見ている。 その顔をぼーっと見つめていると大上くんがいきなり目線をあげた。 ぶつかった視線。 男子の上目遣いって……なんか、やばいかも。 ……って! 相手は大上くんだよ? 大上くんだよ!? 「歩けねーよな?よし、じゃあ乗れ」 「……えぇっ!?」