「ほんとオオカミみたい……っ!」 呼吸一つ乱れないでいる涼しい顔をした大上くんがふっと笑ってわたしを見下ろした。 「男ってこんなもんだし」 わたしの後ろの席はオオカミさんでした。 最初は大嫌いなはずだったのに 今ではこんな大好きな人に。 大切な人になった。 「もう離して。いつまで抱きしめてるの?」 「飽きるまで」 いつも強引でいつもいつも大上くんのペースに振り回されることになるわたし。