トン、と背中が壁にぶつかり大上くんがわたしを閉じ込めるように壁に静かに両手をついた。 「大上くん……?」 ここ、廊下ですよ。 誰も人は通ってないけど… まさか……キスしようとか思ってないよね? 朝からキスしようとか思ってないよね? 離れてよ、と言おうとしたその前に簡単に唇は奪われた。 「可愛すぎ」 甘ったるい声が耳に残る。 唇は塞がれたまま腰を引き寄せられ密着状態に顔が熱くなる。 人が通ったらどうすんのよーっ! 「その笑顔、他の男に見せんなよ」 大上くんの腕の中で必死に呼吸を整える。