うっすら目を開けると部屋の中は明るかった。 もう朝か。 「んー……っ」 背中に感じる堅い感触に手をベタベタと当ててこれはなんだろうと、考えてみた。 柔らかい布団の上で寝たはずなのに…… 「おまえ、襲われたいのかよ」 「へっ……?」 すぐ近くから聞こえた声に視線をあげる。 不機嫌そうに眉を寄せてわたしを見下ろしている大上くんがいた。 腕組みをして仁王立ち…… すでに浴衣から着替えていて、髪もちゃんと整えてある。 わたしより随分前に起きたんだー…