す、すごい! すごく豪華だよーっ! 急に鳴りだしたお腹を押さえながら並べられている食事の前に座る。 「いただきます!」 箸を手に持ち、お皿に伸ばそうとしたその時、右肘が隣に座る大上くんに当たった。 「あ、ごめんね……」 うん、とぶっきらぼうに返す大上くん。 その横顔をしばし見つめていると向かいに座るお姉ちゃんがからかうように言ってきた。 「日向子見つめすぎ。さっさ食べて部屋戻ってからたくさん話せばいいじゃない」 み、見つめてるつもりはなかったのですが…!